「しんどくて苦しい時期も...」2連覇の早田ひなが“五輪選考レース”を振り返る。パリ五輪に向け「後悔しない選択を」と誓う【全日本卓球】
1月28日、卓球の全日本選手権の女子シングルス決勝が行なわれ、早田ひな(日本生命)が張本美和(木下アカデミー)をストレート(11-9、11-9、11-6、11-7)で下し、2年連続3度目の日本一に輝いた。 【PHOTO】日本女子卓球の新エース! 可憐にして豪快な早田ひなの厳選ショットをお届け! パリ五輪代表のシングルス2枠を懸けた “選考レース”の最終戦となった今大会。ポイントランキングで1位の座を死守し、後続との差を大きく広げた早田は事実上1枚目の切符を掴んだ状況だった。そんな彼女は、4回戦から登場。圧倒的な力を見せつけ、失ゲーム「1」と完璧な勝ち上がりで決勝に駒を進めた。 対するは、初優勝を狙った張本だ。世界ランク急上昇中の15歳だが、早田は女王の貫録を発揮。1ゲーム目は5-9と劣勢な場面も、冷静にチキータとバックハンドで連続得点。さらにサーブを2本決めて、流れを掴むと、早田はそのまま逃げ切った。 優勝から一夜明け、早田は「全日本選手権女子シングルスで優勝することが出来ました!約2年間によるパリオリンピック選考レースが私を何倍も強くしてくれたと思い、しんどくて苦しい時期もありましたが凄く良い経験になりました」と自身のインスタグラムで振り返ったうえで、改めて気を引き締めた。 「本番はここからです。パリオリンピックに向けてあと半年、負けない卓球+勝つ卓球に磨きをかけていきたいと思います!! 卓球を始めて20年目、これまで支えてくださった方々、両親、チームひな、そしていつも全力で応援してくださる皆さんに最高の恩返しが出来るよう1日1日を大切に過ごしていきたいと思います!後悔しない選択を」 連覇を達成した23歳の女王にとって、あくまでも通過点に過ぎなかった今大会。今夏に開催されるパリでの大舞台に向け、着実に力をつけているようだ。 構成●THE DIGEST編集部
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