青森の雑貨店で「ちいさな夏至展」 「ヒンメリ」をテーマに
フィンランドの装飾品「ヒンメリ」をテーマにハンドメード雑貨を集めた「ちいさな夏至展」が6月18日から、雑貨店「pöllö(ポッロ)」(青森市中央1、TEL 050-3555-6305)で開催される。(青森経済新聞) 【写真】ヒンメリ 夏至は日の出から日の入りまでの時間が一年で一番長い日。フィンランドでは夏の訪れを祝い、夏至の時期に盛大な祭りを行う。ヒンメリ作家で店長の澤田理恵さんは「青森で暮らしていると、夏が待ち遠しい。夏もフィンランドも好きなので、この時期にイベントを開きたいと思い企画した」と話す。 ヒンメリはフィンランドに伝わる伝統的な多面体モビール。豊作祈願やクリスマスの飾りとして親しまれ、幸せを呼ぶアイテムとしても人気という。澤田さんは「ヒンメリが回転すると、幸運が降ってくるといういわれがある。もっと日常にヒンメリを溶け込ませたい」と話す。 澤田さんのほか、ぬいぐるみを制作する「かいだんスタジオ」、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどのアレンジを行う「cocoPri(ココプリ)」、ポストカードなどのイラスト作品を手がける「niccotにこり」の作品を販売する。 「一緒に展示する作家とのコラボなど、今までとは違う見せ方を考案中」と澤田さん。「静かに揺れるヒンメリを見ていると、心が安らぎ前向きな気持ちになる。ヒンメリを見て目線を上げて、夏に向けての気分転換になれば」とほほ笑む。 営業時間は10時~18時。日曜・月曜定休。今月28日まで。
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