岩田望が今夏フランスで2か月の武者修行へ ルメールからの紹介 「技術や言語も習得をしたい」
若手のホープ、岩田望来(24=栗東・フリー)が来週から約2か月間、フランスに武者修行へ向かうことが19日、分かった。受け入れ先はクリストファー・ヘッド調教師とジャンクロード・ルジェ調教師。それぞれの厩舎を1か月ずつ拠点にして活動する予定だ。 岩田望騎手は「ルメール騎手から〝フランスどうだ〟と紹介をいただき、今回の運びとなりました。環境を変えて研修という形で。メンタル面だったりを強化したいですし、まだ海外でレースに乗ったことがないので、どういうものか自分の体で確かめたいです」と経緯を説明した。 JC・ルジェ調教師は2020年の仏GⅠ凱旋門賞を制したソットサスなど数々の名馬を輩出してきた名伯楽。クリストファー・ヘッド調教師は、ゴルディコヴァでBCマイルを3連覇したフレディ・ヘッド調教師を父に持つ名門一家の出身だ。 岩田望は19年に騎手デビューし、ここまでJRA通算468勝。今年もJRA51勝を挙げ現在リーディング5位につけている(6月16日時点)。 昨夏に札幌で開催されたワールドオールスタージョッキーズでは初出場、初優勝。日々、高みを目指して腕を磨いてきた鞍上は「デビューのころから海外に行ってみたいという気持ちがありましたし、すごくいい経験になると思います。吸収できるところは吸収して技術や言語も習得をしたい」と決意を語った。
東スポ競馬編集部