「ボーケイ SM10」の発売で「SM9」が急上昇! ピンを抑えて奪首 2024年5月の中古ウェッジ売れ筋ランキング
ARTISAN(アーティザン) WEDGE SERIES(インフィニット)
メジャータイトルホルダーを含む世界屈指のトッププレイヤー達のリクエストを形にしたウェッジ。ツアープレイヤーのフィードバックから考案された5種類のソールタイプと、8種類のロフトの組み合わせからなる17種類のウェッジをラインアップしています。しっかりボールにコンタクトして、スピン性能を発揮でき、ショートゲームに求められる正確性と操作性の両立を実現したアイテムとして多くのプレーヤーに注目されています。2019年6月発売。中古価格相場:1万7898円~3万3880円(税込み)
STUDIO WEDGE M425(マスダゴルフ)
過去の名器のよさを生かしつつ、現代風に正統進化した高機能グースネックウェッジ。低く抑えた弾道はもちろん、フェースを開いても扱いやすくなっています。抜けのよさとミスへの許容範囲を高める独自のソール形状を採用。打点が安定し、打ち出しの高さも揃えられます。ボールがフェースに乗りやすく、スピンを利かせて、ゆっくりと重い弾道をかなえます。軟らかな打感と心地よい打音、フィーリングのよさも魅力です。2013年12月発売。中古価格相場:1万880円~2万2880円(税込み)
M425/S(ストレート)(マスダゴルフ)
ゴルファーニーズに応えて生まれた「M425」のストレートネックモデル。やや大ぶりのヘッドで安心感をもたらします。一般的なアイアンセットとの流れで使いやすく、抜けのよさとミスへの許容範囲を両立するバウンス効果はそのままに、フェースを開くなどのテクニックをより使いやすくする三日月型ソールを採用しています。球筋の打ち分けがしやすく、優れたスピン性能を発揮。打感と打音、フィーリングのよさもかなえています。2018年7月発売。中古価格相場:1万3880円~4万880円(税込み)
「地クラブ系と呼ばれるウェッジに注目して探している人も多い」(岡部店長)
今回は、地クラブ系とされる中から3モデルをチョイスしました。多くの本数が流通しているわけではなく、大手メーカーと比較すると知名度もありませんが、デザイナーのこだわりが詰まったウェッジは、ファンも多いです。 まず、アーティザンウェッジは、USPGAで注目されているモデルで、メジャーチャンピオンが愛用していることでも知られています。発売当初は、商品が足りず、購入から何カ月待ちという状況にもなっていました。どちらかというと、上級者向けの印象ですが、打感がすごく軟らかく、ボールを運ぶイメージを持たせてくれます。ソール形状も5種類ラインアップされていて、選べる点も評価されています。 一方のマスダゴルフは、尾崎将司プロをはじめ、日本のツアープロの使用クラブとして知られ、グースネックのウェッジが欲しいという人たちに支持されています。グースが入っていると、出球がそろいやすく、安定感のあるアプローチショットが打てると、人気があります。 また、ストレートネックは、少し大きめのヘッドサイズになっていて、安心感があります。打感の軟らかさも感じられて、上級者はもちろんですが、ビギナーがマスダゴルフのウェッジを使ってみたらアプローチが上手になったという声もあるほどで、プレーヤーのレベルを問わずに使えます。 どちらも、中古市場では数が少ないため、もし、お手元に使っていないものがあるようでしたら、ぜひお持ちいただければと思います。 ※現行モデルをのぞいた2024年5月のウェッジランキングです。価格は6月17日現在、ゴルフドゥのウェブサイトに掲載されている新品商品以外の商品価格を基にしています。 取材協力:ゴルフドゥ
ゴルフドゥ花小金井店 店長・岡部昭人(おかべ・あきひと)さん
1974年3月8日生まれ 東京都出身。ほとんどのクラブ、シャフトを試打しており、様々なゴルファーのクラブ選びの相談に乗ってくれる。特技はサックス。趣味はスポーツ観戦、釣り、広島東洋カープ。
下山江美