杏、『孤独のグルメ』参加でパリから撮入 松重豊から感謝「持つべきものは“娘”」
杏は松重に「監督としてオファーしてくださってとてもうれしかった」
『劇映画 孤独のグルメ』(2025年1月10日公開)の完成披露舞台あいさつが16日、都内で行われ、松重豊、内田有紀、磯村勇斗、杏、オダギリジョーが登壇。撮影を振り返った。 【写真】杏は肩出しのトップスと鮮やかな赤のパンツで登場…完成披露舞台あいさつの様子 主人公・井之頭五郎が営業先で訪れた土地の食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す姿を1話完結形式で描く、大人気ドラマの劇場版。ドラマで12年間、井之頭五郎を演じ続けた松重が、主演・監督・脚本を務めている。 杏は五郎のかつての恋人・小雪(さゆき)の娘・千秋を演じた。フランス在住という設定で、杏が実際にフランスに住んでいることからクランクインはパリからだったという。杏は「凱旋門をバックに五郎さんがいるだけで、感無量でございました。松重さんとは何度も共演しているけど、監督としてオファーしてくださってとてもうれしかった」とフランスでの共演を喜んだ。 松重は「ひょんなことから僕がフランスのエッフェル塔の前で“孤独カット”を撮りたいと口から出てしまった。僕はフランスにもパリにも行ったことがなかった。パリといえば杏ちゃんだと思って、シナリオハンティングのときから杏ちゃんに連絡して『映画に出てくれない? そしておいしいスープ教えてくれない?』って。その無茶ぶりにちゃんと応えてくれた。それがきょうに結びついている。何度も親子役で共演しているので、持つべきものは“娘”だなって」と感謝を伝えた。 またオダギリから「いままでのシリーズで大変だったことは?」と聞かれた松重。少し考えた後「代々木上原のブータン料理」と回答した。「辛いものには強いから、最高の辛い料理屋に行った。おいしいけど、(辛すぎて)自分を取り戻すまでキャラメルマキアート2杯(笑)。ブータン料理は恐ろしい辛さ、ものすごい破壊力がある。いろいろ料理があるけど、1番怖いのはブータン料理」と力説した。
ENCOUNT編集部