理不尽に耐え、最後に立ち上がる 没後10年の高倉健、都内で特集上映「銀幕での再会」
俳優、高倉健が平成26年に83歳で死去して10年。今なお人気を集める高倉の作品を集めた「没後10年 高倉健特集 銀幕での再会」が、東京都中央区の丸の内TOEIで22日まで開催されている。 【写真】映画の初日舞台あいさつで並ぶ高倉健さんと宮沢りえ 高倉は昭和31年にデビュー。理不尽に耐え、最後に立ち上がる男の役柄を得意とし、「昭和残俠伝」などやくざ映画をメインに活躍する。その後は役柄を広げ、「幸福の黄色いハンカチ」などで味わい深い演技を披露。「ブラック・レイン」などハリウッド映画にも出演し、多くのファンに愛された。 今回上映されるのは「ジャコ萬と鉄」「網走番外地」「駅 STATION」など19本。17日の「幸福の黄色いハンカチ」上映後は、山田洋次監督と武田鉄矢の舞台挨拶あり。入場料は一般1500円。問い合わせは同劇場(03・3535・4741)。