射水特産の黒大豆枝豆「富山ブラック」選別 5日から順次販売
射水市特産の黒大豆枝豆「富山ブラック」の今季の集荷・選別作業が4日、同市大門本江のJAいみず野野菜集出荷施設で始まった。5日から順次、スーパーの店頭に並び、中京方面などにも出荷する。 富山ブラックの栽培は2005年に始まった。豆の薄皮が黒っぽく、強い甘みと、こくが特徴。早朝に収穫し、真空冷却装置で豆の温度を低く保つことで、鮮度を維持する。市内18の経営体が栽培し、2024年度の作付けは40ヘクタールで、今季は106トンの出荷を目指す。 4日は集荷した1・6トンから出荷できる豆を選別。機械や目視で変色していたり、1粒しかさやに入っていなかったりする豆を取り除いた。出荷は7月中旬から8月上旬にピークを迎え、9月まで続く。 JAは6日に農産直売所「菜っちゃん」で「富山ブラック枝豆フェア」と銘打って販売を始めるほか、市内の学校給食に提供する。