和田まどか 3回TKO圧倒プロデビュー「100点満点で10点」 3戦目で世界挑戦もくろむ
「女子ボクシング・アトム級8回戦」(2日、後楽園ホール) ボクシングの女子世界選手権ライトフライ級で銅メダルを2度獲得した和田まどかが、プロデビュー戦を圧勝で飾った。鋭い右ジャブからの強烈な左ストレートにボディーを織り交ぜ、キャリア12戦8勝のピムチャノックを序盤から圧倒。2回にボディーからの連打でダウンを奪い、3回にコーナーで連打を浴びせるとレフェリーが試合を止めた。 【写真】デビュー戦勝利でガッツポーズ 両腕の筋肉の盛り上がりが衝撃 和田は「1ラウンド目からリラックスしていけば良かった。100点満点で10点くらい」と苦笑。「精度を上げていきながら倒せるボクサーになりたい」と目指すボクサー像を語った。 鳥海純会長は2戦目で地域タイトル、3戦目で世界を目指す方針で、和田は「世界一になってからがスタートだと思っています。4~5(階級制覇)くらいはやります」と野望を口にしていた。 ◇和田まどか(わだ・まどか)1995年1月16日、横浜市出身。2014、18年世界選手権ライトフライ級で銅メダルを獲得した。全日本女子選手権ではミニマム級で1度、ライトフライ級で2度、フライ級で3度、国体ではフライ級で2度優勝した。芦屋大卒。チーム10カウント所属。サウスポー。身長162センチ。