“整形総額5600万円超のアイドルグループ”37歳メンバーが語る上京生活「両親は私が東京にいることすら知らない」
体が固いのが悩み
――レッスンはどういう頻度でやっているんですか? 姐鬼:全体でやるのはライブ前くらいですね。一気にやって詰め込んで練習する感じです。でも個人でよくやっているのが柔軟運動です。子どものころから体が固いのですが、ダンスでもっと滑らかな動きがしたいなって、ストレッチばっかりやっています。あとは健康にも気を遣っているので脂肪を分解するお茶はしょっちゅう飲んでいます。 ――1日の過ごし方ってどういう感じですか? 姐鬼:ライブがない日はみんな朝9時に起きてラジオ体操をして、そこから各々バイトにいったり、レッスンしたりしてます。私だけ寝るのが好きなので基本12時くらいに起きています(笑)。あと、外にふらっと出るのが好きなので、そのタイミングで自分ひとりの時間を作っています。
麻雀できないのに雀荘でバイトするワケ
――ひとりの時間はどうやってすごしているんですか? 姐鬼:ラーメン屋巡りはよく1人でしています。松屋が大好きなので、結構な確率で入り浸っています。ネギ塩豚丼が好きで、そればかり食べています(笑)。ご飯を食べに行ったり、アルバイトをしたりですかね。 ――アルバイトもしているんですね。 姐鬼:このシェアハウスは、プロデューサーの持ち家なので、家賃と光熱費はかかりません。今支払っているのは食費とケータイ代くらいですね。まだアイドルとしての収入はほぼないので、非常に助かっています。なので、今、とある麻雀店でバイトをしています。 正直、麻雀は全然できないのですが、YouTubeで見た雀荘のカレーが美味しそうで、たまたま応募してみたら受かりました。でも、麻雀を打たずに、それを食べるためだけにお客さんも来るくらい美味しいカレーで、まかないで食べられるのは本当に嬉しいです。最近は私がカレーを煮込んでいますが、お母さんが作ったカレーみたいな味でかなりハマってます!
「まずは集客を増やせるように頑張っていきたい」
――麻雀をやろうと思わなかったんですか? 姐鬼:1回教わったんですけど、難しすぎて頭に入ってこなかったです。もう歳なのか、脳が死んでいて……新しい情報が入ってこないんですよ(笑)。最近だとケータイをどこかに置き忘れることがよくあります。メンバーによく鳴らしてもらうんですけど、トイレに置きっぱなしにしていたり、あと漢字も全く出てこなくなってきて、ファンの方に漢字ドリルをプレゼントしてもらったりするくらいです。 ――グループとしての悩みはありますか? 姐鬼:ライブを週1~2日やっててるんですけど、集客が悩みです。メンバー内でも集客が1番問題になっていて、ずっとビラ配っていても、SNSをやっていても増えないし、今まで大阪での活動がなんだったのかくらい難しいですね……。大阪には私のファンの方がいて、たまに遠征で来てくれていますが、東京でもファンの方を開拓しなきゃいけなので、助けてくださいって感じです。今までやったことなかったTikTokも、ようやく最近始めたんですけど、そこをがんばらないとダメですね。 ――では、最後に今後のグループとしての目標を教えてください。 姐鬼:今後の活動としては、どこへ行っても「整形アイドルプロジェクトだ~」となって、アイドルさんが舞台袖から見てもらえるようなグループになりたいです。ブッキングで整形アイドルプロジェクトさんを呼びたいと思われたいです。そのためにはオリジナル曲も徐々に増やしていってまずは集客を増やせるように頑張っていきたいですね。曲もパフォーマンスもいいのに、なんで集客増えんのやろ~、みんな見に来てや~。 <取材・文/山崎尚哉 撮影/山川修一> 【姐鬼ねね】 1986年生まれ。大阪出身の「私+ism」最年長メンバー。担当カラーはミントグリーン。最新ライブは「整形アイドルプロジェクト」公式サイトでチェック! X(旧ツイッター):@SEIKEI_NENE 【山崎尚哉】 ’92年神奈川県鎌倉市出身。ライター業、イベント企画、映像編集で生計を立てています。レビュー、取材、インタビュー記事などを執筆。Twitter:@yamazaki_naoya
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