ハウスミカン出荷始まる 「糖度が高く、着色も順調」 JAとぴあ浜松
JAとぴあ浜松は19日、浜松市浜名区細江町の同JA柑橘(かんきつ)選果場で、ハウスミカンの出荷を始めた。初日は生産者2軒が極わせ品種の「高林」約3・5トンを持ち込んだ。 同JA担当者によると、4月下旬から5月にかけて好天に恵まれ、朝晩も適度に冷え込み「糖度が高く、着色が順調に進んだ」という。生産者11軒による収穫は8月上旬まで続き、約110トンの出荷を見込む。 同JAは、静岡県内で2例目となる人工知能(AI)搭載の選果機を10月に導入する。選果機が更新整備中のため、レンタルした小型機械と作業員の目視で選果作業を行い、糖度や傷の有無などを調べて箱詰めした。 20日から近郊の店舗に並ぶ。選果場併設の直売所は昨年度で閉鎖した。
静岡新聞社