福岡市の西鉄グランドホテルで今月3日に食事をした17人が食中毒の症状を訴え、そのうち、10人からウェルシュ菌が検出されました。保健所は、食事を提供した2つのレストランを10日から2日間の営業停止処分としました。 【写真で見る】食中毒が発生し営業停止処分が決定した老舗高級ホテル

福岡市中心部の老舗高級ホテル「多大なご迷惑をおかけし深くお詫び」

老舗高級ホテルで食中毒が発生

福岡市の中央保健所によりますと今月3日、西鉄グランドホテルのレストランでディナーブッフェを利用した61人のうち、20代から80代までの17人が下痢や腹痛などの症状を訴えました。重症者はおらず、いずれも快方に向かっているということです。症状を訴えた17人のうち、10人の便からウェルシュ菌が検出されたことから、保健所は、食中毒と判断し、ホテル内のレストラン「グランカフェ」と「グロット」を10日から2日間、営業停止処分としました。西鉄グランドホテルは「多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。安全安心な商品提供に努めてまいります」とコメントしています。