自衛隊から防災学ぶ 立山・利田小で教室
立山町利田小と利田地区自主防災会連絡協議会の「自衛隊防災教室」は8日、同校で開かれ、児童や住民ら約200人が災害時の備えについて学んだ。 児童は4グループに分かれてワークショップに参加した。毛布と棒を用いる応急担架の製作体験では、隊員の手ほどきを受けながら担架を作り、実際に児童や教員を運んだ。板倉凪さん(5年)は「簡単にできたので、緊急時は地域の人を助けたい」と話した。ロープワーク体験で本結びともやい結びを学んだほか、基本教練や制服の試着もあった。 自衛隊富山地方協力本部魚津地域事務所の出雲健一所長が講話し、自衛隊の活動内容や自助・共助の大切さを伝えた。