国が代行で復旧作業の道路「作業難航」早期復旧に向け専門家らが検討委員会
今回の能登半島地震では、大規模な土砂崩れなどで能登の主要な道路の修復が難航しています。国が県に代わって復旧作業を担う道路の早期復旧にむけた対策を話し合う検討委員会が開かれました。 【写真を見る】国が代行で復旧作業の道路「作業難航」早期復旧に向け専門家らが検討委員会 能越自動車道や国道249号などは現在「直轄権限代行」を活用し、国が代行して復旧作業を進めています。早期復旧に向けた対策について専門家に助言を求める委員会が20日初めて開かれ、能越自動車道についてう回路の建設が難しい箇所が一部あるものの、来月中旬前までにのと三井インターまでの全区間で緊急車両用に4メートル幅の道路を確保するよう求める意見が出されました。 一方、能登半島の外浦を通る国道249号は大規模な土砂崩れで「壊滅的な損傷を受けている」として、現時点では、4メートル幅の道路を確保できる時期すら見通せないということです。 金沢工業大学・金沢工大附置研究所地域防災環境科 川村國夫教授 「国道249号については私の想像を絶する壊滅的な崩落であるから、ものすごく苦戦を強いられているというのが実情」 次回の委員会は来月中旬に開かれ、より詳しい復旧スケジュールが示される予定です。
北陸放送