桂雀々さん死去 64歳 糖尿病で療養、最後まで高座復帰を目指し
落語家・桂雀々さん(本名・松本貢一、まつもと・こういち)が11月20日に、肝不全により死去した。64歳。22日に所属事務所が公表した。葬儀は近親者で執り行った。 【写真】在りし日の桂雀々さん 大阪市出身「四天王寺」をバックに弾ける笑顔でポーズ 所属事務所は「糖尿病からの肝不全により、去る11月20日、64歳で永眠いたしました。入院中も最後まで高座復帰を目指し療養に努めて参りましたが、残念ながらその願いは叶いませんでした。これまで多くのお客様、また関係者の皆様に愛され親しまれ、幸せな落語家人生であったと存じます」と伝えた。 後日、「お別れの会」を予定している。 雀々さんは1977年、上方落語の桂枝雀さんに入門し、同年10月に初舞台。映画やテレビドラマ、舞台などにも出演し人気を博していた。