F2ラウンド3メルボルン予選、宮田莉朋は12番手…ハウガーがPP、アントネッリ、フェシュフォーが続く|F2
22日、F2の第3ラウンド、オーストラリア・メルボルンの予選セッションが行われた。 現地アルバート・パーク・サーキットはF1のFP2を終えた後ドライコンディションのままでF2の予選を迎えている。 日没時間が近づいてきた30分間のセッションでは、序盤から各マシンが積極的にタイムを出しにいった。だが開始5分、ファーストアタック中のビクトール・マルタンスがターン7でスピンし、そのままセクター2区間でマシンストップとなった。これで予選はすぐさま赤旗中断となってしまう。 十数分の中断を経て、予選セッション再開となった。前半のフライングラップを終え、ポール・アーロンが1:29.385でこの時点のトップタイムとなった。宮田莉朋も1:30.833で周回し、14番手となった。 そしてセッションは残り10分を切り、各ドライバーは新品のソフトに履き替えて最後のアタックへと出ていった。 残り5分でロダンのゼイン・マローニが1:29.374で周回し、トップタイムを塗り替えた。宮田は僚友マローニから1.160秒落ちとなる1:30.534を出した後、残り4分でジャック・クロフォードがスピンを喫し、そのままグラベル奥のバリアに激突した。 タイムアタックに出ているマシンが多い中で、イエローフラッグから残り4分14秒で赤旗となってしまう。 十数分の中断を経て、現地時間18:15から残り4分で事実上のワンアタック合戦となる。 クッシュ・マイニ、リチャード・フェシュフォー、アンドレア・キミ・アントネッリらが続々とタイムを更新していき、最後はデニス・ハウガーが唯一の1分28秒台となる1:28.694で走行しポールポジションを獲得した。 2番手アントネッリ、3番手フェシュフォー、4番手マイニ、5番手マローニというトップ5の並びだった。 6番手アーロン、7番手ぺぺ・マルティ、8番手イザック・アジャ、9番手ガブリエウ・ボルトレート、10番手ロマン・スタニェクというタイム順となっている。 宮田はラストアタックで1:29.702までタイムを短縮。一時は8番手に付けたものの、後続のマシンがタイムを伸ばしたこともあり、予選12番手という結果になった。 土曜日のスプリントレース(レース1)はリバースグリッド制のため、スタニェクがトップスタートとなる見通し。 日曜のフィーチャーレースは予選どおりのスタート順となる。宮田はレース1と2、ともに12番手からのスタートとなる見通しだが、どこまで挽回できるのか注目したい。 F2メルボルン予選 1/デニス・ハウガー 2/アンドレア・キミ・アントネッリ 3/リチャード・フェシュフォー 4/クッシュ・マイニ 5/ゼイン・マローニ 6/ポール・アーロン 7/ぺぺ・マルティ 8/イザック・アジャ 9/ガブリエウ・ボルトレート 10/ロマン・スタニェク ・ 12/宮田莉朋 ※レース1はリバースグリッドのため、10位~1位までがスタート順となる。レース2グリッド順は予選結果のまま
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