今週こそ?日経平均「3万円回復」を見極める2大ポイント
四季報オンライン
日経平均株価は上値の重い展開が続いている。先週(11月15~19日)も3万円に接近する場面があったが、3万円に接近すると上値を抑えられた。 今週(22~26日)も同様の値動きが続くのかが注目される。これまでと同様、移動平均線とモメンタムを使って、今後の動向について解説したい。 まずはトレンドから見ていこう。上値が重い展開となっているものの、5日移動平均線(青色の線)の向きを見ると、緩やかだが上向きが継続しているのがわかる。また、週末19日の反発によって、5日線をわずかに上回って終えている。 さらに、25日(赤色の線)・75日移動平均線(緑色の線)も上向きとなっており、株価は上昇トレンドを維持していると考えられよう。そのため今週は、引き続き5日線上を維持できるかが注目ポイントとなる。 仮に5日線上を維持するようだと、今週こそ終値で3万円に乗せることが視野に入ると考えられる。反面、同線上を維持して取引時間中に3万円に乗せたとしても、終値で押し返されたり、同線を下回ったりするようだと、保ち合いが継続することになる。 こうなると、25日線辺りまで下落したり、下回ったりすることが視野に入る。売買タイミングには注意が必要だ。
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福永 博之