阪神2軍 湯浅が乱調逆転サヨナラ負け 7回1/3を1失点の茨木に和田2軍監督「公式戦入ってから一番いい」
「ウエスタン、くふうハヤテ5-4阪神」(19日、ちゅ~るスタジアム清水) 阪神は3点差を守っていた九回に湯浅が登板。制球が乱れ四球から二塁打、左前打と連打された。その後も四球、右前打、四球と出塁を許してマウンドを降りる形となった。 7回1/3までは5安打6奪三振1四球1失点と先発・茨木が好投した。 打線は連打でつないで三回に一挙4得点。井上は初回、三回と2打席続けて安打を放ち6試合連続安打。井坪は2安打2打点と躍動し、9試合連続で打率3割超えを維持している。 和田2軍監督の一問一答は以下の通り。 -今日の試合を振り返って。 「最終回まではね、攻撃の方もしっかりできたし。ちょっと五回以降、六回以降か。うん、安打も出ずにね。そこで次の1点っていうところがね、取れなかったっていうのが。ちょっと苦しくなったし。とはいえ、先発の茨木がね、今シーズンっていうか、ファームの公式戦に入ってから一番よかったんじゃないかな。ちょっと真っすぐが走らなくて。あいつらしいピッチングはね、できてなかったけど、今日の真っすぐは良かったね」 -前回茨木は中継ぎで1回、その前は2回。今日は決めていた。 「いやいや、もうあの中(前回は中継ぎ)に入ってたからね。短いイニングになったけど。元々先発のピッチャーだし。今日は状態も良かったからね。いけるとこまでっていうところで。うん。良かったと思うよ」 -井上選手が6試合連続安打。 「そうだな。広大の場合は6戦連続とかいうよりも、やっぱり中心を打つ選手なんで、いかに得点圏でランナーを返せるかっていうところ。うん、そういう役割のね、打順なんで。もうそこを徹底してやってくれたらいいかな」 -井坪も9試合3割越えの打率と好調。 「状態は悪くないしね。ヒットも出る中で、今日の2本いずれもね、タイムリー。あれ。2本目はタイムリーになってないか。あ、あそこ(九回井上の代走福島が井坪の中前打で走るも本塁に間に合わずタッチアウト)でアウトになったもんね。得点圏においてヒットが打てるっていうのはね、やっぱり冷静に打席に入っている証拠だし。勝負強さっていうところはね、もうほんとにここまで見せてくれてるな」 -九回に登板した湯浅が打たれた。 「うん。あのね、前回鳴尾浜で、2日前かな。投げた時はまずまずだったけど。今日は評価というよりも、ストライクが取れなかったからね。そこらへん、初めてのマウンドで。地方球場だからね、初めてのマウンドではあるんだけど、やっぱりそこらへんのところで投げるピッチャーなんでね。これはマウンドのせいにもね、できないと思うし、もうここはちょっと今日はね、それ(ストライク)を取れる取れないっていうところで。これはちょっと、本人の感覚のところなんでね。これからちょっと本人と話してみて。また今後は決めていきます」 -初めての球場だった。 「うーん、まあ、いや、いつもと違うなっていうことはないけど、うん。非常にね、もちろんいい球場だし。で、また一軍でもね、地方球場ですることがあるんでね。うん、やっぱり初めての球場だからという言い訳にはならないんでね。やっぱそこらへんのところで、まだまだ準備し足りないところがあったかもしれないし。今日1試合やってるんでね、明日以降そういうことのないようにね、しっかりとやっていきます」