（写真：テレビ北海道）

ジェイ・アール北海道バスは、路線バス54便を、来月3日から当面の間減便すると発表しました。運転手不足が理由です。減便するのは、手稲営業所、琴似営業所、厚別営業所、北広島営業所の4つの営業所管内の54便です。ＪＲ札幌駅前と新札幌駅を結ぶ「新札幌線」、札幌駅前と手稲鉱山通などを結ぶ「手稲線」、ＪＲ新札幌駅と江別駅前を結ぶ「江別線」など、いずれも平日の便で、1日当たりおよそ1800人に影響が出る見込みです。会社によりますと、退職者が増え、手稲や琴似など4つの営業所で運転手があわせて58人不足しているということです。ジェイ・アール北海道バスは先月も札幌市内の路線を中心に21便を減便していますが、運転手不足でさらに減便せざるを得なくなった形です。北海道運輸局によりますと、バスやタクシー、トラックなど運送業全体でドライバー不足が深刻化していて、人材の獲得競争が激しくなっているということです。