生徒の英語に「ゴミ」発言 外国籍の教師“アメリカンジョークだった” 徳島
日テレNEWS NNN
徳島県の中学校に通う男子生徒は、今月はじめ、英会話の授業で外国籍の教師から英語で「garbage」と言われたといいます。 徳島県内の中学生 「英会話の授業で英語を必死に話しているのに『それは英語じゃない』と。『garbage、ゴミ』と言われた」 この「garbage」という言葉を英和辞典で確認すると、「生ごみ」や「くず」「がらくた」などという日本語訳が出てきます。 徳島県内の中学生 「あまりいい気持ちにはならなかった」 英会話の教師はほかにも… 徳島県内の中学生 「『小学生みたいな英語を言う』って」 ――それは日本語で? 「いや、英語で。『Not boy』って言われて。声が小さい。女の子みたいだって」 いずれの発言も教師は英語で言っていたといいます。男子生徒が英語に興味を持ち始めた中で出た発言でした。 徳島県内の中学生 「英語が分かりだして面白いなと思って」 ――面白くなったばかり? 徳島県内の中学生 「はい」 また、このことを聞いた父親は… 不適切発言を受けた生徒の父親 「正直ショックでした。実際、息子を見ている中でようやく英語に興味を持って、海外の人たちにも自分からコミュニケーションとれるようになった矢先だったので」 取材に対し、生徒が通う中学校は発言が事実であると認め、この発言が「不適切なものだった」と回答。学校側の聞き取りに対して英会話教師は「生徒の人格を否定するつもりはなかった」「アメリカンジョークだった」と釈明したということです。 学校側は、この英会話教師に対し今後は誤解を与えるような発言はしないよう指導し、生徒のケアに努めたいとしています。