【マーメイドS キーマンズトーク】エーデルブルーメ・福永祐一調教師「重賞でもやれるポテンシャル」
「第29回マーメイドS」は夏場の牝馬ハンデ戦とあって今年も混戦様相。3勝クラスを快勝してきたエーデルブルーメは、福永祐一調教師(47)にとっても開業初の重賞制覇がかかる。ここを制して秋には大舞台へ―がトレーナーの青写真だ。 ――転厩初戦の前走は最速の上がり3ハロンで快勝 「ジョッキーが完璧に乗ってくれた。位置取りもさすがだったし、道中でスッと押し上げて強い内容だった」 ――1週前はCWコースで6ハロン81秒9、1ハロン11秒3。最終追い切りは85秒2、11秒2 「1週前は目一杯ではないが、心臓を作る意味合いを持ってやった。今週はほぼ半マイルからサラッと。どちらも予定どおりで順調にきている。状態面は前走よりちょっといいぐらい」 ――今回は初の重賞挑戦だが、前走の勝ちっぷりから期待が高まる 「同じ舞台ならなおいいとは思うけど、道悪になっても問題ないと思うし、重賞でもやれるだけのポテンシャルは備えている」 ――連勝すれば秋への展望も開ける 「ここを勝ってくれれば、秋には府中牝馬Sからエリザベス女王杯という青写真を描いている」(夕刊フジ)