【漫画】妊娠中、最低限の家事しかできなかった…夫「えっ!」 独特な励まし方がスゴい!【作者インタビュー】
夫の「独特な励まし方」とは?
夫の独特な励まし方を描いたマンガ「妊娠中の話」が、Instagramで800以上のいいねを集めて話題となっています。 【マンガ本編】妊娠中、最低限の家事しかできなかった…謝る妻に、夫の独特な励まし方とは? 妊娠中、疲れやすくなり、最低限の家事しかできなかった作者。夫に「大したことできなくてごめん」と謝ると、夫は……という内容で、「素敵すぎる!」「こんなこといわれたかったー!」「理解があってすごい」などの声があがっています。 このマンガを描いたのは、イラストレーターのkgs-miyukiさんです。日常のマンガや仕事での作品事例をInstagramで発表しています。kgs-miyukiさんに、作品についてのお話を聞きました。 ーー旦那様から励まされたときの心境を教えて下さい。 夫の言葉を聞いて「たしかに! 『自分は何もできなくてダメだなあ……』と思っていたけど、そりゃ疲れるよね!」と、素直に思いました。自分を責める思考をしがちな私に、夫はいつも違う視点を教えてくれたり、褒めてくれたりするのでありがたいな、と思いました。 ーーkgs-miyukiさんの妊娠中、旦那様はどのような様子でしたか? 日頃から優しい人なので、いつも通り気遣ってくれていました。夫は家事が得意ではないので、ほぼ私がやっていましたが、ご飯を作るのが大変なときなどは、買ってきてくれました。 ただ、私としては「いつも通り優しい」と思いながら妊娠期間を過ごしていましたが、夫いわく「『産前産後の恨みは一生』というから、いつもより気を付けていた」とのことでした!(笑)。 ーーこのエピソードのほかに、印象に残っている旦那様の励ましの言葉はありますか? ちょっと暗い話なのですが、不妊治療中にメンタルが落ち込んで、「どうして自分だけ、こんなに不幸なのか」といったとき、夫が「大丈夫だよ、皆それなりに不幸だから」と励まして(?)くれたのが印象に残っています。いつも独自の視点で励ましてくれます。 ーーお子さんが生まれたあとも、旦那様は落ち込んでいるときに励ましてくれますか? 励ましてくれるというか、夫からは「無理をすると疲れてイライラしちゃうから、疲れないで。とにかく寝て!」といわれています。私が自分のキャパを超えてやりすぎてしまう性格なので、「そんなにやらなくていいんじゃない?」と気付かせてくれる感じです。 ーーどういうときに、「これはマンガにしよう!」と思うのでしょうか? 楽しいことがあったときや、子供や夫が優しくしてくれたことなど、「忘れたくないな」と思ったことをマンガにすることが多いです。時間が経って読み返したときに、「こんなこともあったなあ」とほっこりしたいので、楽しいことやうれしいことを中心に描いています。 ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか? 妊婦さんが「自分まで励まされた」といって下さったり、「素敵!」などと夫を褒めて下さる感想を、たくさんいただきました! なかには「こんな旦那さん、本当にいるの?」「こんな旦那さんなら何人でも産んでしまう」など、フフッと笑ってしまうような感想もいただき、とてもうれしかったです。 ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。 先日息子が4歳の誕生日を迎えたときに、不妊治療中のこと、妊娠期間のこと、出産のときのことを振り返ってみたのですが、そのときに今回のマンガの出来事を思い出しました。「あのとき、とても励まされたな~」と思い、忘れないようにマンガにしました。 ーーマンガを描き始めたのは、いつごろからでしょうか? 本格的に描き始めたのは20代後半です。友達に勧められた古いアニメを見たことがきっかけで、情熱のままにマンガを描き、同人誌も作りました。Facebookで描いていた時期もあります。夫は一見「怖い」と思われがちなのですが、彼の楽しい一面を知ってもらいたくて、描いていました。 ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。 子供のことを中心に描いていますが、これを機に夫のことも、もう少し描いてみようかなと思っています。本業のデザインに関することも描いてみたいですし……。 子育てが落ち着いて、その頃にまだ体力が残っていたら、また二次創作もやってみたいです。
マグミクス編集部