林田理沙アナ『ブラタモリ』経験生かし『サタデーウオッチ9』登板【コメント全文】
NHKは14日、2024年度の主な番組キャスターを発表。『サタデーウオッチ9』(毎週土曜 後9:00)について、伊藤良司キャスター、林田理沙アナが新たに加入することが決定した。このほど、伊藤キャスター、林田アナからのコメントが到着した。 【写真】過去にはソウル・パリにも…国際ニュース取材を行ってきた伊藤良治キャスター 伊藤キャスターは金沢、報道局、ソウル支局、ブリュッセル駐在、パリ支局、中国総局、アメリカ総局などを歴任。これまでは「報道局国際部の記者、海外特派員として国際ニュースの取材、発信。NHK WORLD-JAPANで英語ニュースの統括」を担当業務としていた。 林田アナは、長崎、福岡などで勤務。これまで「ニュース7(キャスター)、ブラタモリ、おはよう日本(5時台キャスター)」を担当し、現在の担当番組は「ニュースウオッチ9(キャスター)」だった。 ■林田理沙アナ 『サタデーウオッチ9』は装いを一新します。キャッチフレーズは“情報空間の今が分かる”です。放送やテレビだけではなくて、インターネットも含めた情報空間の今を丸ごとお伝えします。注目していただきたいポイントは、2つあります。1つ目は新しいコーナーです。「今このニュースバズっているけれども、果たして正しいのだろうか?」そうしたフェイク情報の検証をはじめとし、今話題となっていることを徹底取材し、斬新なプレゼンテーションでお伝えします。 2つ目は、これまでのようにニュースをお伝えすることに加えて、インターネット上でニュースがどのように関心を持たれているのか、コメントや反応を分析して、それを踏まえてお伝えしていきます。『サタデーウオッチ9』をご覧いただければ、これまでの1週間を効率的に振り返って、そのうえでまた新たな1週間をより良く過ごしていただく、そんな心構えができる番組を目指していきます。 私自身、これまで『ブラタモリ』でたくさんの場所に行かせていただいて、さまざまな視点を持つことや、素朴な疑問を持つことの大切さを学んできました。それを生かして皆さんと一緒に、今とこれからを一緒に考えていく、そんな案内役の役割を果たせるように頑張っていきたいと思います。 ■伊藤良司 私はNHKに入ってから長い間、特派員として仕事をしてきました。ここアメリカではことし大統領選挙が行われ、社会の分断が一段と深まることが懸念されています。またヨーロッパや中東では紛争が長引き、世界の平和が脅かされています。こうした時代に何を信じて何を拠り所にすればよいのか、私たちは多角的な視点を踏まえながら、みなさんの判断の材料となる確かな情報を伝えていきます。