祖母と内縁関係だった男が控訴 2歳女児をベビーサークルに閉じ込め放置死 1審で懲役6年判決
大阪府富田林市で2022年6月、当時2歳の女児の手足を縛るなどしてベビーサークル内に閉じ込め、十分な水分や食事を与えず熱中症で死亡させたとして保護責任者遺棄致死と逮捕監禁の罪に問われ、1審で懲役6年の判決を受けた桃田貴徳被告(52)側が26日、控訴したことがわかりました。 1審判決によりますと、桃田被告は去年6月24日から27日にかけて、内縁関係の小野真由美被告(47)と共謀し、自宅に設置したベビーサークルに小野被告の孫の優陽ちゃん(当時2歳)を計57時間閉じ込め、同月27日夜に手足を粘着テープで縛った上で、そのまま29日まで十分な水や食事を与えずに放置して、熱中症で死亡させたとされています。 桃田被告は裁判で「養育者としての認識がない」として保護責任はないなどとして無罪を主張していましたが、大阪地裁堺支部は、桃田被告にも保護責任があった認定し、懲役6年の有罪判決を言い渡していました。 控訴は26日付で、桃田被告の弁護人が控訴申立書を提出したということです。
ABCテレビ