U―23日本代表、後半4分にセットプレーで逆転許す…相手1人退場の数的有利なのに痛恨失点
◆サッカー男子パリ五輪アジア最終予選兼U―23アジア杯 ▽準々決勝 日本ーカタール(25日・ドーハ) 【写真】1人少ない相手に痛恨の失点 【ドーハ(カタール)25日=後藤亮太】サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23(23歳以下)アジア杯で1次リーグ(L)を2位通過した日本は、準々決勝で開催国のカタールと対戦した。 開始65秒、FW山田楓喜がペナルティーエリア外右から左足の強烈ミドルシュートを突き刺し、先制ゴールを挙げた。だが、前半24分に自陣左サイドからのクロスを送られ、カタールFWラウィにヘディングでゴール右へ同点ゴールを浴びた。 同38分、カタールGKアブドラハが日本のロングボールに対し、前進してヘディングでクリア。この際、右足でFW細谷真大の腹部に跳び蹴りするような形となり、細谷がピッチに倒れ込んだ。VAR検証の結果、同41分に一発レッドカードで退場となった。 1―1の後半4分、山田が自陣中央で相手を倒して与えたFK。カタールMFマシャルのキックからファーサイドでMFアブドルサラムが豪快なヘディングシュート。GK小久保玲央ブライアンの右手は届かず、逆転ゴールを奪われた。相手が1人少ない数的有利の状況ながら、セットプレーで痛恨の失点を許した。
報知新聞社