【佐藤ありささんインタビュー】ドイツで暮らしながら、健康や笑顔を自分で保つ強さが身についてきました
教えて! 笑顔の素
この連載のラストを飾るのは、アスリートの夫、2人の子どもとともにドイツに住みながら、モデル活動を続けている佐藤ありささん! 海外で前向きに生活していくための工夫、一人時間に楽しんでいること……ますます輝く笑顔のヒントを教えてもらいました。
〈モデル〉佐藤ありささん
異国の地で家族と暮らす日々。健康や笑顔を自分で保つ強さが身についてきました──Arisa Sato ●Arisa Sato 1988年9月20日生まれ、千葉県出身。’05年に雑誌『SEVENTEEN』の専属モデルとしてデビュー。以来、『non-no』『MORE』など女性ファッション誌を中心に活躍。’16年にプロサッカー選手の長谷部誠さんと結婚し、夫が暮らすドイツへと移住。’17年に長女を、’21年に長男を出産。 Instagram:satoarisa920 【写真】ジャケット¥18700/アルページュストーリー プレスルーム ワンピース¥23100/イキツケ 笹塚店 ニット¥29700/ザ ショップ スローン 新静岡セノバ店 ピアス¥17600(TOMOMI.S JEWELRY)・ブレスレット¥73700(スキャット)/ロードス
佐藤ありささんの笑顔の素… ドイツと日本、2つの居場所を感じられる時計
ドイツと日本の時刻に合わせてリビングの壁に掛けているというのが、ジョージ・ネルソンがデザインした2つの名作時計。「インテリアは夫婦ともにシンプルなテイストが好きなのですが、この時計はアクセントになりそうと、2人で気に入って選びました。日本の家族とは密に連絡を取り合っていて、そういうときにも日本の時刻をぱっと確認できます」
ドイツでの育児で、健康管理や人に頼ることの大切さを痛感
10代の頃から人気モデルとして活躍し、結婚後の現在はドイツで暮らしている佐藤ありささん。家事、2人の子どもの育児の合間にふっと笑顔をくれる存在が、Vitraの掛け時計。ドイツと日本の時刻に合わせた2点を、リビングの壁に並べて掛けているそう。 「デザイン性がありつつインテリアになじむところが気に入っています。日本時間に合わせた時計は、目にするだけでふるさとを感じられて安心するし、家族や友達に連絡するときに『今、何時かな?』と確認できて便利なんです。6歳の娘とも、『もうすぐごはんの時間かな~』など、よく一緒に時計を見ながら日本へ想いをはせてます」 夫はプロサッカー選手の長谷部誠さん。長年、フランクフルトのチームに在籍中で、「ずっと日本で暮らしていた私が、彼と結婚し、ドイツで子育てをするなんて思いもしなかった」と言うありささん。気候も生活習慣も異なる土地での生活は、もう6年以上に。その間、前向きに暮らす工夫をしながら過ごしてきました。 「移住と育児がほぼ同時期に始まったので、最初の頃は不安しかありませんでした。例えばドイツは日本と違い、医療機関にかかるのが簡単ではなくて。子どもが熱を出しても『もう少し家で様子を見て』とあっさり言われちゃったりするんです(笑)。おかげで家族の健康を守る意識が高まり、今はプロポリスやマヌカハニーといった免疫力を高めるサプリや食品を常備。 ちょっとした風邪なら、自己管理で乗り切れるようになりました。ただ、それでもしんどいなという状態のときは、現地のママ友に頼ることも覚えましたね。『頼ってくれれば、私も困ったときお願いしやすくなるよ』と言われたことで、一人で抱え込んでいた部分が解放され、楽になりました」