高山一実原作アニメ『トラペジウム』“西”は羊宮妃那&“南”は上田麗奈が担当
元乃木坂46・高山一実のデビュー小説(KADOKAWA)をアニメーション映画化した『トラペジウム』が、5月10日より公開される。原作者である高山がシナリオ制作などにも関わり、彼女でなければ描けないテーマ、「アイドルが放つ輝き」とは何なのか?「アイドル」とは何なのか?をさらに掘り下げる。 【画像】大河くるみ(CV:羊宮妃那)&華鳥蘭子(CV:上田麗奈) アニメーション制作は、『ぼっち・ざ・ろっく!』、『SPY×FAMILY』のCloverWorks。主題歌はボーカルにアイドルVTuberの星街すいせいを迎えた、MAISONdesの「なんもない feat. 星街すいせい, sakuma.」。 “東”の高校に通う15歳の主人公・東ゆうは、「絶対にアイドルになりたい」という夢のために、自らに4箇条を課していた。「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」「東西南北の美少女を仲間にする」。アイドルになるため、東西南北の別々の高校に通う“輝く星たち”を仲間にしていくことを決める。 ゆう役は、新人ながら『逃げ上手の若君』の主人公・北条時行役に抜てきされた結川あさきが担当。ゆうが出会う仲間の一人、“西“の高校に通う美少女・大河くるみ役は羊宮妃那(ようみや・ひな)、”南の星”華鳥蘭子(かとり・らんこ)役は上田麗奈(うえだ・れいな)に決定している。 くるみは、工業高等専門学校の中で絶大な人気を誇る16歳の美少女。機械工学に夢中でロボット研究会に所属しており、高専ロボコン優勝を目指している。人見知りな性格だが、ゆうと仲良くなるにつれて徐々に打ち解けるようになる。 初めて劇場版アニメで声優を務めた羊宮は「とてもかわいらしい反面、しっかりと芯を持っているくるみちゃん。そんな彼女に寄り添えるよう、くるみちゃんの中に芽生えていく心情をどのように表現しようかたくさん考えながら向き合わせていただきました」とコメント。 上田が演じる華鳥蘭子は、聖南テネリタス女学院2年生。お蝶夫人に憧れてテニス部で活動するが、選手としては残念ながら戦力外。裕福な家庭で育ったお嬢様で天真爛漫な性格の持ち主。おおらかでピュアな心を持っていて、グループの中でもお姉さま的立ち位置になっていく。 「(蘭子は)すごく強烈な個性を持つキャラクター。見た目の麗しさもさることながら、それに負けないくらい綺麗でピュアな心を持っている印象があります。物語の中でも良いスパイスになったり、潤滑油になったり、いろんなシーンに彼女の魅力がちりばめられているので、ぜひその辺りも注目しつつ、『東西南北』たちの青春を見守っていただけますと幸いです!」と呼びかけている。