【特集】女子車いすバスケットボール日本代表のキーマンを鳥谷敬が訪ねる 網本麻里・小島瑠莉
16年ぶりの自力出場 パラリンピックへの切符
4月20日に行われた最終戦、相手はアジア・オセアニア地区の強豪オーストラリアでした。絶対に負けられない一戦。最初に流れを引き寄せたのはキャプテンの北田千尋選手でした。カウンターからレイアップシュートを決めて先制します。エースの網本選手もカットインからのシュートやロングシュートを決めるなど、多彩な攻撃パターンで得点を重ねていきました。最年少の小島選手も、体格差のあるオーストラリアの選手に対し果敢にディフェンスをしていきました。 後半、ポイントゲッターの網本選手に厳しいマークがついて中へ切り込むのが難しくなると、司令塔の柳本あまね選手やキャプテンの北田選手がスリーポイントシュートを決め、オーストラリアを突き放します。結果は50-26、日本は2大会連続、自力出場としては北京大会以来16年ぶりとなるパラリンピック出場を勝ち取りました。 小島「死ぬほど嬉しいです。パラで絶対にメダルを取ります」 網本「前回自力で出場した北京大会からパラリンピックを経験しているのが唯一私だけなので、若い選手や経験の浅い選手たちにもパラリンピックのいい経験をさせてあげたいと思います」 パリパラリンピックで日本代表はメダルには届かなかったものの、順位決定戦でスペインと対戦し72対55で勝利し、7位で大会を終えました。 「あすリートPlus」(読売テレビ 7月14日放送)
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