【日本ハム】ドラフト1位・柴田獅子と新庄監督をつなぐ"縁"が話題 「エモい」「運命が決まっていた」
プロ野球ドラフト会議が10月24日に開催され、日本ハムは明大・宗山塁を5球団競合の末、外したが、その後、外れ1位で福岡大学附属大濠高校の柴田獅子(れお)を指名し、交渉権を獲得した。 【動画】この確信歩き!万波が9回に同点となる特大のアーチをかけたシーン 187cmの長身から投げ下ろす最速149キロの速球を武器とし、高校通算19本塁打という打撃も注目される、"二刀流"だ。 日本ハムではこれまでも大谷翔平をはじめ、2022年ドラフト1位の矢沢宏太も二刀流挑戦を行っており、また1人、逸材の活躍が期待される。 そんな柴田については、SNS上では日本ハムで来年も指揮を執ることが決まった新庄剛志監督との"縁"が話題になっている。柴田が生まれたのは、今から18年前、2006年4月18日。日本ハムにおいて、その日は新庄監督が引退宣言をおこなった日となる。 同日に行われたオリックス戦の2回に本塁打を放つと、その談話として「28年間思う存分野球を楽しんだぜ。今年でユニホームを脱ぎます打法」と唐突に発表して、大騒ぎとなったのだ。 その後の流れは日本ハムファンなら誰もが覚えている。新庄監督は現役最後のシーズンを飾るべく力を振り絞り、また小笠原道大、稲葉篤紀など選手の力も結集、最後は日本シリーズで中日を下し、見事、日本一に輝いた。 柴田と指揮官の縁はそれだけではない。互いに出身地が福岡、さらに今年の高校野球福岡大会では柴田が所属する福岡大学附属大濠高校と指揮官の母校・西日本短期大学附属高等学校が対戦した。その対戦の様子をテレビ観戦していたという新庄監督は大谷と同じく右投げ左打ち、スケールの大きい打撃を見せた柴田に心を奪われたというのだ。 二刀流に関しても柴田の意思を尊重するとしている。まさに様々な事柄が重なり合う、不思議な縁が注目されている。 SNS上でも「これは運命」「エモい」「生まれた日から既に運命が決まっていた」など感動の声が上がると共に、ドラフト1位入団の柴田に対する応援の声も多く上がっている。 新庄監督にとっても来季は勝負の4年目に突入。今季はシーズン2位に引き上げるなど、ナインを大きく成長させた。その手腕でドラ1ルーキーをどのように羽ばたかせていくのか。活躍が楽しみとなりそうだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]