センバツ2024 ガンバレ 阿南光、高知 プラカードの文字揮毫 名西高 /徳島
◇エールを込めて一筆一筆丁寧に 3月18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する阿南光(徳島)、高知(高知)、報徳学園(兵庫)の3校が開会式などで使用するプラカードの文字を、徳島県立名西(みょうざい)高校の書道部員が揮毫(きごう)した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 名西高は「書の甲子園」の愛称で知られる「国際高校生選抜書展」で2023年度の団体の部・四国地区優勝に輝いた。2年生3人が、センバツ出場3校の校名をそれぞれ心を込めて書き上げた。 阿南光を担当した安友しずく部長(17)は「力強く一筆一筆丁寧に思いを込めて書いた。粘り強い試合をしてほしい」とエールを送った。高知を担当した義友(よしとも)真緒さん(同)は「2文字なので、どっしりと目立つように書くことを意識した。同じ四国の学校なので勝ち進んでほしい」。報徳学園を担当した蓮池惺名(せいな)さん(同)は「遠くからでもはっきり見えるように力強く書くことを意識した。毎年のように全国大会に出場しているイメージがある。強い学校のプラカードを担当できてうれしかった」と笑顔を見せた。【山本芳博】