投手三冠スカバルが全体トップ16勝目&今季200K一番乗り タイガースはワイルドカード圏内まで5ゲーム差
○ タイガース 2-1 レッドソックス ● <現地時間8月31日 コメリカ・パーク> デトロイト・タイガースがレッドソックスとのカード2戦目に勝利。先発したタリク・スカバル投手(27)がMLB全体トップの今季16勝目を挙げた。 スカバルは初回、二死から3番オニールに25号先制ソロを浴びるも、以降は三塁を踏ませないピッチング。逆転直後の3回表には内野安打と自身の悪送球で二死二塁のピンチを招いたが、2番レフスナイダーを空振り三振に仕留めた。98球で8回を投げ切り4安打、無四球、8奪三振、1失点の好投。自身4連勝を果たした。 2018年のドラフトで全体255位指名を受けてタイガースに入団したスカバルは、2020年にMLBデビュー。5年目の今季は開幕から27試合で16勝4敗、168回1/3を投げて防御率2.51、201奪三振を記録。勝利数、防御率、奪三振数の3部門で全体トップに立ち、アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞争いをリードしている。 エースの好投で連敗を止めたタイガースはア・リーグ中地区4位の69勝68敗で8月を終了。25試合を残してワイルドカード圏内まで5ゲーム差としている。 なお、レッドソックスの吉田正尚は2試合連続でスタメン落ち。最後まで出場なく、7月28日以来の完全休養となった。
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