“開栓音”と“音ハメ”が超キモチいいリズムゲーム『Pastel☆Parade』が満足度MAX。爽快感を突き詰めた期待のゲームだった【東京ゲームダンジョン4】
突然だが、みなさんは「お気に入りのリズムゲーム」があるだろうか。 かくいう筆者は『DEEMO -Reborn-』や『Melatonin』など数多くのリズムゲームに時間を費やしてきたゲーマーのひとりだ。 『Pastel☆Parade』画像・動画ギャラリー 今回紹介する『Pastel☆Parade』はそんな筆者が確信を持って「お気に入り」になりうる魅力を感じたリズムゲームである。自然と体が動いてしまうようなカジュアルなボタン操作に加えてBPMにあわせて動く立ち絵やポップな楽曲が本作を「楽しい!」と感じさせる“爽快感”を生み出していた。 本稿ではそんな本作を1月20日から浜松町で開催されている「東京ゲームダンジョン4」にて発売前の『Pastel☆Parade』を一足先にプレイしてきたので、感想を踏まえながらゲームプレイの模様をお届けしていく。 文/cookieP ■簡単操作で爽快リズム。『Pastel☆Parade』のココが面白い 『Pastel☆Parade』はキュートな絵柄が特徴的なカジュアルリズムゲームだ。“1プレイ1分”を目安に楽曲が調整されており、製品版では全16種の楽曲が収録されるという。 今回プレイした、試遊版ではそんな本作に収録される楽曲のうち、2ステージをプレイすることができた。一つ目のステージはトレーラーでお馴染みの「カフェ」がモチーフのスプラッシュステージ。ルールは簡単で1小節目に左の女の子がソーダを振ったらAボタン。ソーダをスプラッシュしたらXボタンを同じリズムで2小節目に模倣するだけの簡単操作だ。 早速プレイを開始すると、ポップな音楽が流れ始め、左の女の子がスプラッシュを開始。曲が盛り上がるにつれ複雑なリズムも増えていった。 ちなみに、本作ではボタンを押した際に炭酸飲料を開けた際に発生する「プシュ」っという心地の良い開栓音が流れる。この音が楽曲のリズムと綺麗にハマり最高に気持ちが良い。ボタンを押すと「プシュ」、もう二度押しても「プシュ」と、いった具合で“開栓音”と“音ハメ”の気持ちの良い要素がふたつ組み合わさり、プレイをしていて爽快感を感じられた。 こうしてプレイを続けていると、いよいよ曲も佳境に入りサビに突入。サビに入るとアクションゲームの必殺技かのような演出が入り、全体の雰囲気と立ち絵が切り替わった。そして、キャラクターアニメーションも全身を使った大胆なものに切り替わるのだ。 こうした演出とともに筆者の盛り上がりもピークに達し、1曲目を終えることができた。 2曲目は体育館を舞台に今度は炭酸飲料ではなくバレーボールを使ったステージである。操作方法は1曲目よりも使用ボタンが少なく、テンポよくトスで回ってきたバレーボールをAボタンでサーブするだけ。 早速プレイを開始してみると、カフェステージよりもリズムゲームとしての難易度が簡単でテンポ感を掴みやすい譜面になっていた。実際、最終的なリザルトも2曲目の方が良く、両譜面ともリズムゲーム初心者でも楽しめそうな難易度であった。 今回の試遊で本作を遊べたのは5分間という短い時間であったが、1曲が短いため3回もプレイをすることができ圧倒的な満足感を得ることができた。 なお、本作を手掛けるまっともぉん氏は他にも、『PARRY KING』の発売を年内に予定しており、過去にはプレイレポートを弊誌で公開中。 あわせて、本作に収録される楽曲の一部はブラウザで遊ぶこともできるため、興味があればあわせてチェックすると良いだろう。
電ファミニコゲーマー:cookieP
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