女子高校生2人が自ら“溶接”も ドラム缶で作った「BBQグリル」は工夫の塊 キャスター付きで移動も楽々【岡山】
RSK山陽放送
高校の機械科の女子生徒2人がオリジナルのBBQグリルを作製しました。児童養護施設で役立ててほしいと半年をかけて製作。溶接も自ら行ったという力作です。 【写真を見る】女子高校生2人が自ら“溶接”も ドラム缶で作った「BBQグリル」は工夫の塊 キャスター付きで移動も楽々【岡山】 高校生自作のBBQグリルには、様々な工夫が凝らされていました。 例えば…。 「この穴と穴に鉄の棒を差し込むとお肉が引っ付いたとしても網が取れないので網が(焼けた肉にひっついて)とれてお肉が台無しにならないように設計をしました」 このグリルは、機械科の女子生徒2人で作り上げたものです。機械実習で学んだ溶接などを駆使し、唯一無二のBBQグリルを完成させました依頼したのは地元のロータリークラブ。 笠岡市内の児童養護施設で役立ててもらおうというものです。 (おかやま山陽高校 機械科2年 佐藤桃花さん) 「完成したので嬉しい気持ちもあれば達成感もあるので」 (おかやま山陽高校 機械科2年 妹尾栞さん) 「溶接という部分が難しかったり初めて使う機械などがたくさんあったので学べたことが一番うれしかった」 ■まだある仕掛け「高さ調節OK」「移動も楽々」 さらに、まだまだ仕掛けが。高さが調節できるようになっていて、座っても立っても楽しめます。また、取っ手をつければキャスター付きで移動も楽々。彼女たちが考えた工夫です。 (笠岡東ロータリークラブ 池田周二さん) 「本当にこんなにすばらしいちゃんとした(もので)ありがたいと思っています。今まではドラム缶を切って簡易的に作ったコンロですから正式なコンロで当分使えるんじゃないかと喜んでおります」 (妹尾栞さん) 「より多くの人がこのBBQグリルを使ってみんな笑顔になってくれたらなと思います」 学んだ技術を社会のために…。さっそくこの日曜日に児童養護施設でBBQを楽しんでもらうということです。
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