琉球大に女性初の学長誕生 喜納育江氏、来年4月就任 「ガラスの天井」破る 沖縄
任期満了に伴う琉球大学(西田睦学長)の学長選考・監察会議が18日行われ、次期学長は大学副理事・副学長で国際地域創造学部教授の喜納育江氏(57)に決まった。琉大の女性学長は1950年の創設以来初めて。任期は2025年4月1日から31年3月31日まで。 【写真】沖縄から初の二つ目昇進 落語家の金原亭杏寿さん
喜納氏は1967年、那覇市首里出身。1996年に琉大法文学部講師に就任、ジェンダー協働推進室長、付属図書館長を歴任し、23年4月から現職。専門は米文学、ジェンダー研究。 喜納氏は「多様性に関する意識の高い、教育研究環境を整備したい。信頼し支持してくれた方々の期待を裏切らないように大学を盛り上げる」と抱負を語った
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