サッカー元日本代表の遠藤保仁さん、出身地・鹿児島市でサッカー教室「仲間たちと楽しんで」
鹿児島市・桜島出身でサッカー元日本代表の遠藤保仁さん(44)が16日、同市中山町の鹿児島県立サッカー・ラグビー場でサッカー教室を開いた。 【写真】子どもたちとミニゲームを楽しむ遠藤選手(鹿児島市で=2016年6月)
サッカーを通じて地域を盛り上げようと、遠藤さんが企画。県内の小学生約120人や、ゲストとして同市出身でJ2・愛媛FCの徳重健太選手と、サッカー女子日本代表の田中美南選手も参加した。
子どもたちは、シュート練習や相手にボールを取られないようにパスを出す練習などで汗を流した。遠藤さんは「コートを広く使おう」などとアドバイスしていた。ゲーム形式で子どもたちと対戦。GKの動きを見極めてゴロでネットを揺らす「コロコロPK」も披露し、会場を沸かせた。
参加した同市立桜丘東小4年の児童(9)は「パスの速さばかりを気にしていたが、きれいに相手に渡すことが大切だと感じた。将来は遠藤さんのような日本を代表する選手になりたい」と話した。
遠藤さんは「鹿児島はレベルが高いと感じた。仲間たちとサッカーを楽しんでほしい」とエールを送った。