北海道犬らしさ審査 平泉で東北支部展覧会
天然記念物北海道犬協会東北支部主催の第42回展覧会は20日、平泉町の東北自動車道平泉スマートインターチェンジ(IC)駐車場で開かれた。東北各県を中心に遠くは長野県から愛好家が飼育する北海道犬51頭が出場。性別や年齢別の各部門ごとに、犬種標準の近さを競い合った。 北海道犬は、ぴんと立つ三角形の耳やつり上がった目尻などの特徴を持つ中型の日本犬。密生した毛並みや優れた筋力から狩猟犬としてアイヌ民族と生活してきた歴史が長く、1937(昭和12)年に国天然記念物に指定されている。 同町では初開催となる展覧会では、雄雌それぞれ稚犬(3~5カ月)からシニア(8歳以上)までに分かれた各クラスと、全クラスを対象とした有色犬(黒褐色、虎色)の個体審査が行われた。