2023年に“1番○○だったアニメ”を総決算「オススメしたい」「世界観が良い」など6部門のトップに輝いた作品は?
アニメ専門動画配信サービスのドコモ・アニメストア(dアニメストア)は2日、サービス利用者7,800人のアンケートに基づく投票企画「あなたが選ぶdアニメストアアワード2023」を実施し、結果を特設サイトにて公開した。 【画像】全6部門のトップの作品たち(結果一覧) アンケート集計は2023年内にdアニメストアにて配信された作品を対象に全6部門の「一番〇〇だったアニメ」を集計。結果、“オススメしたいアニメ部門”の第1位に『薬屋のひとりごと』が選出された。
薬屋、呪術、フリーレン…覇権アニメを総決算
『薬屋のひとりごと』は2023年秋クールより放送を開始した、花街育ちで薬師の少女・猫猫が後宮を舞台に「毒見役」として様々な難事件を解決する、後宮謎解きエンタテインメント。人間には興味がないものの毒と薬への異常な執着心を持つ猫猫が、美形の宦官・壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、大活躍していく様が最高に魅力的だとして1位に輝いた。 “展開が気になったアニメ部門”では2023年春クールに放送され、アニメシーンを席巻した『【推しの子】』が第1位を獲得。突然の死を遂げた天才アイドル・アイがのこした双子の兄妹を中心に、芸能界の光と闇を描いた本作品として「アイドル×転生×恋愛×サスペンス」と銘打ち、様々な要素が絡み合ったその斬新な設定と先が読めない展開に注目が集まった。昨年末には幕張メッセでのリアルイベントを開催するなどオフラインでも盛り上がりを見せており、2024年内にはTVアニメ第2期も控えている。 “世界観が良かったアニメ”と“ストーリーが良かったアニメ”では『葬送のフリーレン』が2部門において第1位を獲得。勇者と共に魔王を打倒した千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれていく本作品。英雄たちの心の内を探る後日譚ファンタジーとして、その美しく独創的な世界観に惹きこまれた人が続出。現在放送中の第2クール「一級魔法使い編」ではキャラクターそれぞれの人間模様も交えた“選抜者試験”が繰り広げられ、今後の展開も見逃せない作品の一つ。 そして“アツかったアニメ部門”の第1位は『呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変(第2期)』。7月より放送された「懐玉・玉折」では五条悟と夏油傑の高校時代の青春が描かれ、翌10月より放送された「渋谷事変」では渋谷に集結した呪術師VS呪詛師・呪霊のかつてない大規模な呪い合いに注目が集まった。新作続編アニメの制作も決定している。 最後の“キュンキュンしたアニメ部門”では2023年冬クール放送の『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』が第1位を獲得。自堕落な一人暮らし生活を送る高校生・藤宮周と、“天使様”とあだ名される学校一の美少女・椎名真昼、関わるはずのなかった隣人同士が、ふとしたきっかけから少しずつ距離を縮めていく様子が収められており、素直ではない二人の歩み寄りを描く物語に沸いた視聴者が続出。TVアニメ第2期の制作も決定している。
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