【横浜好き】度会隆輝がオープン戦で首位打者。過去のオープン戦首位打者の公式戦での成績を調べてみた
2021年のオープン戦首位打者は、東北楽天の島内宏明で打率.400をマーク。シーズンでも141試合出場で打率こそ.257でしたが、21本塁打、96打点で自身初となる打点王のタイトルを獲得しています。
ベイスターズのトップは桑原将志で打率.296(10位)。シーズンでは前年の39試合から135試合と出場数を増やし、打率.310、14本塁打、43打点、14盗塁と復活を果たしています。
コロナ禍に入る直前の2020年のオープン戦首位打者は大山悠輔(阪神)で、打率.378、3本塁打をマーク。シーズンでも116試合出場でキャリアハイの28本塁打を記録し、打率.288、85打点とブレイクの年になりました。
ベイスターズのトップは、この年来日したオースティンで、打率.343(5位)。4本塁打は12球団トップでした。シーズンでは度重なる故障がありながら、65試合出場で打率.286、20本塁打と、抜群の長打力を発揮しています。
そして、2019年はベイスターズの楠本泰史が、打率.388でオープン戦首位打者に輝いています。2本塁打、7打点で二塁打は12球団トップの5、長打率(.612)と出塁率(.434)を足したOPSは1.046と10割超えで、外野の一角としてレギュラー奪取が期待されましたが、シーズンでは39試合出場に終わり、打率.208、1本塁打、6打点と、期待に応えることはできませんでした。
ちなみに昨年は、ルーキーの森下翔太(阪神)が、オープン戦2位の打率.314をマークしており、シーズンでは94試合出場で打率.237、10本塁打、41打点でしたが、成績以上にインパクトのある活躍でチームのリーグ優勝、日本一に貢献しています。
別の視点で言えば、2022年にシーズン56本塁打の日本人最多本塁打記録を更新し、打率.318、134打点で史上最年少の三冠王に輝いた村上宗隆(東京ヤクルト)の同年のオープン戦成績は打率.244(11位)、1本塁打、6打点でした。