夢のマイホームが欠陥だらけの違法建築に カビだらけの壁に “謎の虫”が大量発生する過去最悪の手抜き工事
(施主 鈴木さん(仮名)) 「施工業者が『平屋建てで申請する』と。私たち、建築の知識は全くないのでそのような事なのかなと思って『いいようにして下さい』と伝えて。(違法建築の)状態になっているんですけど、長井さんに指摘していただかなかったら分からないままでした」 このほかにも、床の傾きや防火工事の不備など、実に10件以上の欠陥が確認されました。施主の鈴木さん夫婦は、修復などを求めてきましたが、納得できる回答は得られないまま9年が経過しています。さらに、2022年8月、施工会社から弁護士を通じ、次のような回答が来たのです。 (相手側弁護士からの回答) 「補修費用として算出した金50万円による解決を提案します」 この回答に関して、住宅Gメンの長井さんは… (住宅検査カノム 長井良至一級建築士) 「全く(お金が)足りないですね。カビを掃除するだけでも、50万円ではできない」 事実確認のため、施工会社に電話すると弁護士に一任していますと回答。そこで、担当弁護士に連絡してみましたが、現時点で返答はありませんでした。 夢のマイホームのはずが、悪夢のような欠陥住宅になってしまった鈴木家。鈴木さん夫婦は、業者を訴える事も含め、家の建て替えと謝罪を求めていくといいます。 (施主 鈴木さん(仮名)) 「(欠陥を)認めて謝罪もしてほしい。やりっぱなしの状況で、怒りしかないですね」 鈴木さん夫婦と、悪夢の欠陥住宅を生み出した施工業者との戦いは、これからも続きます。 CBCテレビ「チャント!」11月14日放送より
CBCテレビ
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