【MLB】カブス・鈴木誠也 5月上旬からマイナーでのリハビリ出場を開始か カウンセル監督が明かす
右わき腹を痛めて10日間の故障者リストに登録されている鈴木誠也(カブス)は、早ければ5月上旬にもマイナーでのリハビリ出場を開始できる可能性があるようだ。カブスのクレイグ・カウンセル監督によると、鈴木は日本時間4月22日に練習を再開し、翌23日にはバットを持って軽めのスイングも再開。カブスは日本時間4月27日からロード7連戦がスタートするが、鈴木はその期間中に練習の強度を上げていき、故障の再発がなければ、そのあとすぐにマイナーでのリハビリ出場を開始する見込みとなっているようだ。 鈴木はメジャー3年目の今季、オープン戦で打率.459、6本塁打、12打点、OPS1.593の好成績をマーク。レギュラーシーズン開幕後も15試合で打率.305、3本塁打、13打点、OPS.893と好調を維持していたが、日本時間4月15日のマリナーズ戦で8回表にサードゴロを打って一塁へ走っていた際に右わき腹を負傷。翌16日に故障者リスト入りが発表された。 カウンセル監督は当初、鈴木が戦列復帰するまでに「4週間ほど必要」との見通しを示していたが、その大まかなスケジュールには今のところ変更がないとみられる。指揮官は「セイヤはとてもいい状態だ。いい感じで進んでいる。遠征が終わったあとにリハビリ出場に関して話し合いができるかもしれないという点において、我々はかなりいい立ち位置にあると思う」とコメント。ロード7連戦を終えたあと、マイナーでのリハビリ出場について鈴木と話し合うつもりのようだ。 カブスは開幕24試合を終え、15勝9敗で首位ブリュワーズに0.5ゲーム差の2位と好位置につけている。打線はニコ・ホーナーが復調し、鈴木の故障で出場機会が増加したマイク・トークマンも好調だ。ただし、ホーナーとともに調子を上げていたコディ・ベリンジャーが肋骨の骨折で離脱。打線の得点力ダウンは不可避の状況であり、戦列復帰が5月中旬の見込みとなっている鈴木には1日も早い復帰が待たれる。