浦和がまさかのACL敗退。PK失敗のショルツは「僕の責任」と悔やむ一方、「それが敗因ではないと思う。いくつミスを犯したか数えきれない」
「浦和の弱い部分が出た」
浦和レッズは12月6日、アジア・チャンピオンズリーグのグループステージ(GS)第6節で、ベトナムのハノイと敵地で対戦。1-2で敗れ、この結果、GS敗退が決まった。 【動画】浦和DFショルツがまさかのPK失敗 決勝トーナメント進出に向けて勝利が絶対条件だった浦和は、開始早々にPKのチャンスを得る。だが、キッカーのアレクサンダー・ショルツがまさかの失敗。 スコアレスで迎えた後半、53分に相手のCKで被弾。65分にブライアン・リンセンが同点ゴールを挙げるも、87分にPKで勝ち越し弾を許し、無念の敗戦となった。 試合後にショルツは「浦和の弱い部分が出た感じですね」とコメント。自身のPK失敗については、「決めていれば、もうちょっと良いスタートが切れていたのでしょうけど、そこには僕の責任があります」と悔しがる。 一方で、「ただし、ゲームの全体を見れば、それが敗因ではないと思います。コーナーキックとPKでやられました。あとは、いくつミスを犯したかは、ちょっと数えきれないです」と見解を示す。 アウェーの地まで駆けつけたファン・サポーターに対し、「みなさんには謝りたい」と詫び入る。浦和は間もなくクラブ・ワールドカップに出場する。ショルツは「今日の試合はいったん忘れて。本当に悪い試合だったので。今、クラブ・ワールドカップの話をするのは簡単ではないですが、もっと良いプレーをしなければいけません」と気合を入れた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部