鹿児島市 災害対策本部設置訓練 初動・支援物資配送など確認
鹿児島放送
梅雨を前に鹿児島市は大雨の災害を想定した対策本部の設置訓練をしました。 訓練は、鹿児島市の中心部や南部エリアなどで激しい雨が降り続き、警戒レベル5の「緊急安全確保」を発表する想定で、市の担当者や自衛隊など約90人が参加しました。 鹿児島市内の16の河川について県が今月、「洪水浸水想定区域」を指定することになっていて、訓練ではその中の脇田川について避難情報を発表する手順などを確認しました。 午後からの防災点検では市長が脇田川を視察しました。また、災害時の物資集積拠点となっている「鹿児島ふれあいスポーツランド」では、支援物資の受け付けや避難所へ届ける流れなどを確認しました。 【鹿児島市 下鶴隆央市長】 「実際の受け入れから仕分け輸送までを想定した実践的な訓練を行うことができた。それぞれの災害で得られた知見を生かしながら災害時に市民のみなさまが安心安全を確保できるように訓練を積み重ねてまいりたい」