熊本・託麻公民館で親子防災講座 「防災かるた」などで楽しみながら学ぶ
「防災かるた」などを通じて親子で楽しみながら防災について学ぶ講座が11月30日、託麻公民館(熊本市東区長嶺東7)で開催された。(熊本経済新聞) 【写真】当日の様子 同講座は「楽しみながら防災について学ぶ」をテーマに初開催。当日は、募集に応じた親子7組8人が参加した。 講座は2部構成で、1部は同館社会教育主事の山形京子さんが「防災クイズ」を出題。防災専門図書館が提供する「防災いろはかるた」を使い、「地震の時の身の守り方」「家具の配置の工夫」などのクイズで参加者は楽しんだ。 2部は「災害時にも使えるキャンドル作り」。講師は、ハンドメード作品の販売やさまざまなワークショップを行っている雑貨店「nizi marche(ニジマルシェ)」(東区若葉3)店主の草野仁美さんが務めた。好きな色のキャンドルをガラス瓶の中にちぎって詰め、自分好みのキャンドルを制作。託麻北小学校1年の園田かのんさんは「キャンドルに光をともすと、まるでパラダイスのよう」と驚きながら楽しんでいた。 子どもと参加した平山奈美さんは「熊本地震の時に生まれた子どもなので、防災に絡むイベントがあった時はできるだけ参加している。親子で防災について考える機会をこれからも大切にしたい」と話す。
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