「押して帰るつもりが急ぎたい気持ちに負けてしまった」居酒屋、バーで飲酒し“自転車”で帰宅…高知市役所の職員が“酒気帯び運転”で摘発される
テレビ高知
高知市役所の職員が、酒を飲んだ状態で“自転車”を運転した、酒気帯び運転の疑いで、警察に摘発されていたことがわかりました。 酒気帯び運転の疑いで摘発されたのは、高知市役所の市民協働部の職員です。高知市によりますと、職員は12月6日の午後11時45分ごろ、高知市の路上で自転車に乗っていたところを、警察に呼び止められ、呼気から、基準値を超えるアルコールが検出されたということです。 市の職員への聞き取りによると、職員はこの日、居酒屋で瓶ビールやチューハイを、その後、バーでウイスキーのロックを飲んだということです。 職員は 「自転車を押して帰るつもりだった。帰りを急ぎたい気持ちに負けて乗ってしまった」 などと話しているということです。 自転車の飲酒運転をめぐっては、11月に道路交通法が改正され、自転車運転中の「酒気帯び運転」が新たに罰則の対象となりました。(3年以下の懲役または50万円以下の罰金) 高知市は、「法改正直後、年末年始の交通安全運動期間中の検挙で、市民の信頼を著しく損ない、深くお詫び申し上げる。組織を挙げて信頼回復に努める」とコメントしています。
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