阪神・藤川監督、井上竜を警戒「一気に上がって来る可能性がある」「選手が若い、一冬越すとガラッと変わる」
阪神の藤川球児監督、粟井一夫社長ら球団首脳が6日、大阪市の中日新聞大阪営業支社へ新年のあいさつに訪れた。 今年のセ・リーグの新監督は藤川監督と中日・井上一樹監督の2人。藤川監督の現役最終年だった2020年、井上監督が阪神のコーチを務めていた縁がある。井上監督のキャラクターを知る藤川監督は「一樹さんは明るい。ドラゴンズが一気に上がって来る可能性がある」と、3年連続最下位だった中日の浮上を予想した。 指揮官のキャラに加えて、浮上の根拠の一つとしたのは選手の成長だ。応接室の壁に掛けられたドラゴンズカレンダーを見ながら、「ここに出ている通り、選手が若い。1年、一冬越すとガラッと変わる」と指摘。表紙では井上監督を囲むようにチームの主力が並んでおり、「一樹さんが虎視眈々(たんたん)とこっちを見ている」とジョーク交じりに警戒した。
中日スポーツ