有機フッ素化合物PFAS 沖縄市の地下水から国の暫定指針値の220倍の高濃度で検出
沖縄テレビ
沖縄市の地下水から有機フッ素化合物PFASが国の暫定指針値の220倍もの高い濃度で検出されたことがわかりました。 これまでの沖縄県の調査では、沖縄市にある産業廃棄物の最終処分場内に溜まった水や川崎川支流の上流部にある湿地帯で高い濃度のPFASが検出されています。県は湿地帯に湧き出す地下水が汚染源である可能性が高いとみて2024年2月に調査したところ、5つの地点のうち4地点で高い濃度のPFASが検出され、このうち私有地の地下水から暫定指針値の220倍にあたる1リットルあたり11000ナノグラムが検出されました。 高濃度で検出された原因は現時点では不明で、県は湿地帯のモニタリング調査を続け汚染源の把握に取り組むとしています。
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