ソフトバンク打線ようやくお目覚め 初回一挙6得点で逆転成功 小久保監督の「投手に負担がかかり過ぎている」に野手陣が奮起
◆ソフトバンク―ロッテ（4日、ペイペイドーム） ソフトバンクが初回に6得点と打線が爆発した。 ■「えーっ！ラブラブですやん」柳田が夫人と2ショット【写真】 プロ初先発の大津が初回に1失点。その裏、ロッテ先発の美馬に対し、1死から今宮が左翼線二塁打で出塁。1死一、二塁とし、山川が逆転の左翼線2点二塁打を放った。「とにかく自分のスイングをすることを考えました。2人のランナーをかえすバッティングができて良かったです」とコメントした。 一気に勢いづいた打線は近藤が右翼テラス席への1号2ラン。昨季の本塁打、打点の2冠王が初本塁打＆初打点をゲットした。 その後、海野に右翼越え適時二塁打、周東にも左翼線適時打と一挙6点を奪って、主導権を握った。 3日の同カードは延長12回の末、敗戦。小久保監督は「それよりももう少し楽な展開というのがなかなかできていない。投手に負担がかかり過ぎていると思う」と話し、開幕から5試合で計12得点と1試合平均2・4点にとどまる打線に奮起を求めていた。カード勝ち越しが懸かる一戦でついに強力打線が本領を発揮した。
西日本新聞社
