第66回グラミー賞のノミネートが発表 最多はシザ、テイラー・スウィフトやマイリー・サイラスも候補に
現地時間11月10日(金)に第66回グラミー賞のノミネートが発表された。今年最多ノミネートを果たしたのはシザ。最優秀アルバム賞を初め9部門の候補になった。続いてフィービー・ブリジャーズ、ヴィクトリア・モネ、レコーディングエンジニアのセルバン・ゲネアの7部門。次に6部門のテイラー・スウィフト、オリヴィア・ロドリゴ、ビリー・アイリッシュ、マイリー・サイラス、ブランディ・クラーク、ボーイジーニアス、ジョン・バティステ、プロデューサーのジャック・アントノフが続く。今の音楽業界で力を発揮しているのが女性アーティストであることはこの顔ぶれからも明らか。6つ以上のノミネートを獲得している男性アーティストはジョン・バティステだけである。 【写真】テイラーやビヨンセも! 人気アーティストの“初グラミー”をプレイバック 注目が集まっているのは最優秀アルバム賞。テイラー・スウィフトが『Midnights』で獲得すればグラミー史上初めて4度目の同賞受賞となる。またこの1年、大活躍だったアイス・スパイスがグラミー賞に初ノミネート。最優秀ラップソング賞にニッキー・ミナージュとのコラボ曲「Barbie World」がエントリー、さらに新人賞の候補にもなっている。
また大ヒットした映画『バービー』のサウンドトラックからは4曲が候補に。「Best Song Written For Visual Media」賞にはビリー・アイリッシュの「What Was I Made For?」、デュア・リパの「Dance the Night」、ニッキー・ミナージュ&アイス・スパイスの「Barbie World」、ライアン・ゴズリングの「I'm Just Ken」がノミネートされている。ビリーとデュアの楽曲は最優秀楽曲賞など、ニッキーとアイス・スパイスの楽曲は最優秀ラップソング賞にもノミネート。また同映画のサウンドトラックをプロデュースしたマーク・ロンソンは「Best Score Soundtrack For Visual Media」賞の候補になった。