平川結月「役とはちょっと違う、本来の自分を」初写真集で届けたい『王様戦隊キングオージャー』とは別の顔
キングオージャーでアクションに興味 「今後も挑戦してみたい」
ーー少し話を戻して、秋田での撮影はいかがでしたか? 秋田の撮影は2日間で行いました。両日とも、きれいに晴れてくれて。空気がおいしいし、ごはんもおいしい(笑)! 撮影だからちょっと抑えなきゃとか思ってたんですけど、そんなこと関係ないってバクバク食べて、何回もおかわりしちゃったり……もう虜になっちゃいました。街並みも自分の地元を思い出される感じで懐かしい気持ちにもなりました。秋田ロケに関しては、今思い出しても……遊んでるだけだった(笑)。そういう感じのカットが本当に多いです。 ーー雪の中に倒れているというか倒れてハマってるみたいなカットとか、キラキラした表情が多くて見ているほうも笑顔になります。 カメラを見て!って言われない限りカメラを見てないし、本当に意識もしてないカットになっています。 ーー東京の部分もそれっぽいカットが多めで、そのままの平川さんが捉えられているのかなと思います。 ボウリングのカットとかそうですよね(笑)。撮影中、カメラマンさんとガチでボウリング対決したんですよ。カメラマンさんは自分の番になったらカメラを置いて投げて、またカメラ構えて撮るっていう。悔しがっている表情だとか、ただただボウリングを楽しんでる私が映し出されています。自分で見てもめっちゃ面白いです。 ーーとはいえ、撮影なのは分かっているし、カメラ向けられれば撮られてる意識が出ちゃうものではないですか? カメラマンさんをはじめスタッフさん全員が和気あいあいとしたムードや環境を作ってくださったり、終始リラックスしていました。撮っていただいた中には、私がワイワイしているスタッフさんたちのなかに入っていったところだったり、マネージャーさんとふざけてオフショットを撮っているところだったり、こんなところも撮られてたの?って写真集のゲラを見て気づいたカットもありました。そういうところを写真集に収めたかったので、うれしかったです。素敵な写真をたくさん撮っていただきました。 ーー写真とムービー。撮られる時、気分は違うものですか? 静止画って、どうしても取り繕おうとしてしまう部分があります。それと、これは写真だからムービーだからというのとは少し違いますが、役がないとどうしたらいいのかわからないところはあります。お芝居ならその役としてその世界で生きているのでどうしようみたいな感覚はそこまでないんですけど、写真集のように一 個人としてってなると、ワーッって。実は撮影前にカメラマンさんに写真を撮られるの苦手なんですって正直に言ったら、「写真見てたらわかる」と言われました。私の性格とかもズバズバ言い当てられちゃって。これはもう身も心も委ねて、ありのままの自分を撮ってもらうしかないなって思えたところもあります。 ーー初めての写真集を経験したことで、少し知識もできて、次があるならこんなことをやってみたいというアイデアも浮かんだりしていませんか? あります。地元の熊本では絶対撮ってみたいです。子どもの頃よく行っていた場所とか。この写真集と同じ衣装で撮るのもおもしろいかも。今22歳だから次は5年後の27とか、どうかな。30代でもいいし。 ーーその時、自分はどうなっていたいというような像はありますか? 何をしてるんでしょうね……魅力的な女性になっていられるようにって思います。そのためにも、人生何があるかわからないし、その時に起きた出来事を120% 全力で楽しんで、ワクワクできるような日々を過ごしていきたいし、そういうふうに20代を駆け抜けていきたいなと思います。そのためにはまず、健康第一。 ーー仕事という観点で挑戦してみたいことはありますか? キングオージャーに出演したことでアクションにすごく興味が湧いていて、今後もアクションに挑戦してみたいと思っています。それと声のお仕事!私、自分の声が嫌いだったんですけど、キングオージャーを通して誉めていただく機会が増えて、チャームポイントだと思えるようになりました。ナレーションであったり声にフォーカスを当てたお仕事にも今後挑戦してみたいなと思います。 ーーいろいろな平川さんを見たいし、聞きたいです。期待しています。 (TOKYO HEADLINE・酒井紫野)