シュコダ次世代EVは「理想的なファミリーカー」...それでも過酷なニュル高速テスト!
チェコを拠点とするシュコダが現在開発中の次世代EVをカメラが捉えた。量産型は、MEB プラットフォームを採用すると予想されており、「エンヤック」の下位モデルとして販売予定だ。全長4.5mで「広々とした実用的な内装」を備えた「理想的なファミリーカー」になると断言している。それでも過酷なニュルでの高速テストを行うあたり、シュコダの本気度が伺える。 【画像】シュコダ エルロック 市販型プロトタイプのスパイショット
177psを発揮する後部搭載モーターが搭載されるほか、さらに強力な全輪駆動モデルも導入の可能性。
ニュルで捉えたプロトタイプは、スプリットヘッドライトと、スリムな完全密閉グリルを装備している。その両サイドには、垂直のエアカーテンを配置、メタリックなアクセントが付いたワイドな下部吸気口が接続されている。 カメラマンによると、プロトタイプはガソリンエンジン車とまったく異なる走りだったといい、EVらしくコーナーでは、なめらかでスムーズなコーナーリングを見せていたという。 側面では、ゆるやかに傾斜したルーフライン、目立つキャラクターラインと力強いリアハンチが見てとれる。後部では、ニマリストバンパーと、シャープなテールライトが特徴となっているほか、角張ったリアウィンドウとラップアラウンドスポイラーも確認できる。 わずかに見えるコックピットには、型の独立型インフォテインメント システムが装備されている様子がうかがえる。またコンパクトなインストルメントクラスターもわずかに見える。 量産型は、MEBプラットフォームを採用すると予想されており、「エンヤック」の下位モデルとして販売予定だ。全長4.5mで「広々とした実用的な内装」を備えた「理想的なファミリーカー」になると断言している。それでも過酷なニュルでの高速テストを行うあたり、シュコダの本気度が伺える。 また62 kWhのバッテリーパックと、177psを発揮する後部搭載モーターが搭載される可能性があるほか、さらに強力な全輪駆動モデルが登場することも予想される。
APOLLO
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