第２クール最終日、元気よくウオーミングアップをする選手を見つめる藤川監督（撮影・田中太一）

　「阪神秋季キャンプ」（１１日、安芸） 　阪神・藤川球児新監督（４４）は１１日もサブグラウンドで村上、桐敷、石井の３人と座談会を行うなど精力的に動いた。青空の下、サブグラウンドに座り込み、約５分間、真剣な表情で安藤コーチ、金村コーチも加わって指揮官の言葉に耳を傾けた。以下、藤川監督との一問一答。 【写真】芝生の上で若虎と青空会談　体育座りさせられ何だか怒られているみたい（笑） 　　◇　　◇ 　－オフの過ごし方で選手に伝えたいことは？ 　「それは契約期間外なので。僕たちからは何も言えません。どうぞご自由にとしか言えない契約になっています」 　－キャンプを打ち上げた桐敷、石井、村上に話したことは。 　「そのまま解散という形は彼らにとって申し訳ない。感謝と１年間の労をねぎらうという意味で、大変なシーズンの後に秋季練習からキャンプに参加してもらったことをしっかり覚えている。来年の春にはいいコンディションで、もしそうじゃなかったら、コーチとしっかり話し合いながら自分たちのペースで進めてほしいと話しました」 　－佐藤輝と井坪がランチ特打に参加した。佐藤輝はテーマに沿って打っていると感じるか。 　「やっと練習メニューの（背）番号で誰だか分かるようになってきたぐらいで（笑）。少しずつ、こちらも慣れて、コミュニケーションを取っているようなもんですね」 　－佐藤輝とはどんなやりとりが多いか。 　「いや、焼き肉行くの？とか、そんなん」 　－第２クールを終えて注目選手は。 　「まあまあ、いるんじゃないですか。コーチも思っていることがあるだろうし。甲子園にいるメンバーもいますからね、十分にリスペクトした上で発言などは考えていかないといけないですから」